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脱毛のリスクについて

【1】照射後のあかみ、乾燥

脱毛後の肌荒れ・赤み(炎症)の原因は、脱毛による肌へのダメージです。照射により、毛の生える組織にダメージを与えます。その際に発生するレーザーの熱が肌細胞にダメージを与えることで炎症を起こします。

また、ヒリヒリ感を感じたり、むくみ(炎症性浮腫)が現れる可能性がありますが、ほとんどの方が現れる症状であり、数時間後~翌日には治まる一時的な副作用ですのでご安心ください。

【症状が出やすい部位】

もともと毛が濃く太いヒゲ・ワキ・ビキニラインは症状が起こりやすい部位です。毛が濃く太い部位はレーザー照射の反応が強く出やすく、それにより熱量が多く発生するためです。

また、色の白い部位(太ももなど)は視覚的にわかりやすいため、反応が強く出ているように感じる場合があります。

【2】毛嚢炎の発生リスク

毛嚢炎とは、白いニキビ状のできものが出現したり、虫刺され後のような赤いブツブツ(丘疹)ができる症状です。痛みはありませんが、かゆみを伴う場合があり、症状の悪化が進行するとしこりや圧痛、発熱症状が起きる可能性があります。

【毛嚢炎の原因】

脱毛後に毛嚢炎が発症する原因の一つは、照射によって皮膚のバリア機能が低下することです。通常、皮膚には外から侵入する菌を排除するバリア機能が備わっています。しかし、照射で発生する熱により、バリア機能が低下、毛穴に菌が侵入し炎症を起こすことで毛嚢炎が発症してしまいます。

【症状が出やすい部位】

もともと毛が濃く太いヒゲ・ワキ・ビキニラインは症状が起こりやすい部位です。毛が濃く太い部位はレーザー照射の反応が強く出やすく、それにより熱量が多く発生するためです。

また、髭剃りによって皮膚が傷ついてしまったり、部分的に乾燥が進行し、保湿が至らず雑菌が侵入しやすい状態になることがあります。

【毛嚢炎を予防する方法】

毛嚢炎は、体質や環境により起こりうるリスクですが、できる限り発症を抑えるよう予防を行ってください。

  • 照射後は清潔に保ち保湿ケアをする

  • 脱毛直後は剃毛を避ける

  • 髭剃りは電動シェーバーを使用する

  • 刺激が強いスクラブ剤等の使用を控える

特にヒゲに関しては、ヒゲ剃りでダメージを与えないよう、頬からアゴ下に向けて順剃りをして下さい。逆剃りは皮膚を傷つけやすいので発症リスクが高まります。

【3】やけどの発生リスク

当店は、やけどのリスクを照射技術によって出来る限り防ぎます。また、最新の脱毛機種を使用しているため従来の機種に比べ、大幅にやけどのリスクが減少しています。

【やけどを起こさないために】

やけどの原因である、照射出力の強度を最適に設定することでリスクを回避します。当店では、患者様に安全で効果的な脱毛を提供するために、徹底したメーカー研修を行い、技術力の向上に努めております。

また、日焼けをしている肌は皮膚が乾燥しており、レーザーの反応が強く出るため、やけどのリスクが高まります。脱毛期間中は、日焼け対策を保湿を行ってください。最新脱毛SHR式は、日焼け肌にも安全に脱毛を行うことができます。

【4】増毛・硬毛化のリスク

増毛化・硬毛化とは、レーザー照射を受けた部位の産毛が逆に濃くなったり、太くなったりする症状のことです。その原因には諸説ありますが、はっきりとした原因は未だ解明されておりません。また、増毛化・硬毛化は他のクリニックはもちろん、医療脱毛で行われているレーザー脱毛でも起こりえるリスクです。

【症状が出やすい部位】

もともと毛が細く、薄い部位での報告が挙げられており、お尻・背中・二の腕・肩付近などが症状が出やすい部位です。しかし、原因がわかっていないため、その他の部位でも発生する可能性があります。

【5】脱毛の打ち漏れ

照射後2週間ほど経過し、一か所に集中して毛が残っていたり、1列そろって毛が残っていたりするのが打ち漏れです。レーザー照射後、すぐに毛が抜けなければ打ち漏れではありません。成長期の体毛はレーザー照射後、細胞がダメージを負って2週間ほどしてから抜けていきます。その為、レーザー照射後2週間は経過をみていただく必要があります。照射部位全体にまばらに生えてくる毛は生え変わりの毛です。打ち漏れではありませんのでご注意ください。

万が一「打ち漏れかな?」と思ったらすぐにご連絡ください。
脱毛の打ち漏れは、基本的に施術者の照射技術で回避できるリスクです。当店では、徹底したメーカー研修を行い技術力の向上に努めておりますのでご安心ください。万が一打ち漏れが発生してしまった場合には、優先的に予約を取らせていただき再照射をいたします。

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